この記事では庭づくりで使われる芝生、コンクリート、砂利のメリット、デメリットを紹介します。
こんにちは。富山県でこだわりの庭づくり、外構工事を行っているグリーングローブです。
コチラでは庭づくりの豆知識、エクステリアのコーディネートなど、お庭に関するお役立ち情報をお届けします。お庭・外構のことならグリーングローブにお任せください!
お庭づくりの際、どの素材を地面に敷くかが基礎となります。その際によく選ばれるのが芝生、コンクリート、砂利。今回はそれぞれの建材のメリット、デメリットを紹介します。お庭をどうしたいか悩んでいる方、是非ご参考にしてみて下さい。
地面選びがエクステリアに与える影響
エクステリアにおいて、地面の素材選びは大切なポイントです。大半を占める地面の部分がしっかりしていないと、後々手直しが必要となり追加の費用が掛かってしまいます。
その為、地面部分には力を入れて施工計画を考える方が多いです。後から大変なことにならないよう、はじめにしっかりと考えていきましょう。
コンクリートの特徴・注意事項
まずは近年性能も高くなってきた「コンクリート」を紹介します。
こちらで紹介するコンクリートとは主に地面に施工する平坦なコンクリートのこと。シンプルなエクステリアにもピッタリですが、スタンプを押したり、色味をつけることで様々な表情を見せてくれる建材です。
コンクリートのメリット
土間コンクリートの特徴は何といっても耐久性の高さ。車などの重量物に耐えるので、幅広い用途で利用できます。
近年のコンクリートは性能が高く、半永久的に保つので手間をかけたくない人にはピッタリな建材です。木になる雑草対策も地面を完全に覆ってしまうので非常に効果的。草が生えないので虫も寄り付きません。
また、コンクリートの地面は平らなので車や自転車、車いすなどがスムーズに出入りできるほか、雪かきもしやすくなります。さらに、勾配と排水溝をきちんと作ると水はけもよくなり、水たまりやぬかるみもなくなります。結果的に水のダメージが少なくなり、家が長持ちします。
モダン、シンプル、無機質なデザインが好きな方にも人気があるコンクリート。コンクリートの色は白からうすい灰色が基本となりますが、凹凸の無い平らに仕上げた「コテ仕上げ」、ハケを使って細かなザラザラ模様を入れる「刷毛引き仕上げ」などの様々な仕上げ方法があり地面の模様が楽しめます。
また、流し込むと好きな形にカーブをかけたり、デザインも自由自在。お掃除面ではほこりが舞いにくく、汚れも簡単に落とせます。
コンクリートのデメリット
コンクリートの庭の最大のデメリットは、照り返しが厳しいということ。見た目にも緑が少なく、涼し気な雰囲気を感じられません。
さらに、コンクリートは仕上げまで1週間かかる繊細な建材です。施工中は天候に左右されやすく、乾く間に跡が付くことも。様々な手順がかかるため、砂利や天然芝に比べどうしても高額になります。
広くても狭くても手順は変わらないので、スペースが小さいと割高になります。再度リフォームを行うときは撤去費用がかかるので家庭菜園や植栽で悩んでおられたら今一度考えることが必要です。
コンクリートの施工事例
■無機質なデザイン
シンプルモダンな建物の外観に合わせて全面土間コンクリートを施工しました。道路から建物入口の高低差に傾斜をつけて車の乗り入れを解消。スリットをいれながらシンプルに仕上げました。
■温かみあるデザイン
一面のコンクリートではリビングからの眺めも少し殺風景に感じてしまうかもしれません。土間の一部を緑化したり、レンガや擬木、インターロッキング、人工芝などの商材も多数取り揃えていますので、組み合わせ次第でお庭の舗装も思いのままにデザインできます。
この様にコンクリートは施工方法によって様々な表情を出すことが出来ます。
天然芝、人工芝の特徴・注意事項
続いてアウトドア、自然が好きな人に人気の高い芝生をご紹介します。芝生の色は自然を感じ、見た目も美しいのが特徴です。
芝生には大きく、「天然芝」と「人工芝」があります。庭いじりが好きで自然な味わい、四季、景観を味わいたいなら天然芝。管理するのが面倒で時間がかけられない、予算に余裕がある方は人工芝がおすすめです。
天然芝、人工芝のメリットとデメリットをご紹介します。
天然芝のメリット
天然芝のメリットはなんといっても青々とした緑の見た目。季節によって芝の色が変わるので四季による景観の変化を楽しめます。また導入時の費用は比較的に安価に抑えられ、傷むとその部分だけ切り取り、入れ替えることもできます。
天然芝のデメリット
天然芝は植物ですので、様々なケアが必要です。まず、地面選び。日当たりと風通しの良い地面の場所でないと施工しても芝生が育ちません。育てるために除草剤や肥料など、定期的に資材代がかかってきます。
また芝を生やすことで他の植物は生えにくくはなりますが、定期的な雑草のメンテンナンスも大切なポイント。季節によっては、生え方、色味が変化します。冬は枯れたように茶色に変色しますし、時には育たず枯れてしまうこともあります。植物ですので、事前に考慮しましょう。
天然芝の施工事例
天然芝の施工事例を紹介します。こちらのお宅にはお庭に天然芝を敷き、緑あふれるお庭に仕上げました。前段でも書きましたが、天然芝は四季の変化を目で楽しむことができます。
人工芝のメリット
人工芝のメリットはなんといっても自然を感じさせる外観を保ちながもメンテナンスフリーである点です。サッカーやゴルフなどを庭で楽しみたい方にもピッタリです。
導入時の費用はかかりますが、整備不要で管理に費用がかかりません。10年前後は大きさが一定でバラつきが無く、綺麗な状態が保てると言われています。
人工芝のデメリット
天然芝より導入価格が高額になり、8年から10年で張替えが必要です。また同じ予算をかける必要があります。よく足を踏み入れると人口草(パイル)が寝たり、日焼けで変色することもあります。
人工芝施工事例
こちらのお宅はお庭に人工芝をダイナミックに敷きました。ご覧の通り、天然芝と見た目はほとんど変わりません。10年経つと張り替える必要はありますが、その間ほとんど手をかけなくても美しい景観が保てます。
砂利の特徴・注意事項
最後は地面に敷く建材の中で一番リーズナブルで、人気も高い砂利を紹介します。砂利は天然の岩石を破砕機等で人工的に小さく砕き、粒状に加工したもののことをいいます。
駐車場向けの格安な砂利からデザイン性の高い庭にぴったりな化粧砂利まで価格、種類は多種多様。色味のあるの砂利を敷くだけで、ガラリと庭の表情を変えられます。
砂利のメリット
庭に砂利を敷くことで水はけがよくなるため、水たまりができたり、足元がぬかるむのを防いでくれます。そのため、雨が降った後の泥はねに困るということも少ないです。
また砂利を踏むと音がなることから、防犯対策にも繋がり、機能性も兼ね備えています。人目のつきにくい裏庭や玄関アプローチなどに砂利を敷いておくと、防犯効果アップにつながります。
また、デザイン性の高い砂利は砂利を敷くことで庭に統一感が生まれます。砂利の色や形状によって、和風や洋風などイメージを変えることができるので、自分好みの庭づくりが楽しめるのも醍醐味です。
砂利のデメリット
砂利はバラバラになりやすく、雪かき、落ち葉の掃除などもしにくいところが難点です。施工の際に防草シートを併用することで雑草の繁殖を抑えることはできますが、砂利がバラバラになることですき間に種が飛来し、雑草が生えてくることもあります。
比較的安価な砂利ですが、海外からの輸入砂利になるとコストがかかってきます。また、白い砂利は経年とともに黒ずむことも。
砂利の施工事例
様々な色の砂利を敷き、地面をカラフルに彩りました。所々、レンガやタイルを引き、歩きやすいよう設計。また、雑草対策のため地面に防草シートを敷いた上から砂利がひかれています。さらにガーデニングが楽しめるよう、花壇も設けました。
グリーングローブに任せてみませんか?
地面の素材によって雰囲気が変わる施工事例をもとにご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
自然石や駐車スペース用タイル材、芝などを組み合わせることでオリジナリティ溢れるお庭に仕上げることができます。外構工事のタイミングは、新築の時だけではありません。お庭や玄関アプローチをリフレッシュするだけでお家を生まれ変わりますよ。
しつこい営業は致しません。
お見積りは無料。まずはお気軽にご相談ください。