お庭の豆知識

エクステリアと家の関係性とは?エクステリアの3つのポイント

この記事ではエクステリアと家の関係性について詳しく紹介します。 今回はエクステリアについて3つのポイントを紹介しますので、エクステリア計画の参考にしてください。

[ 目次 ]

はじめまして。富山県でこだわりの庭づくり、外構工事を行っているグリーングローブです。
コチラでは庭づくりの豆知識、エクステリアのコーディネートなど、お庭に関するお役立ち情報をお届けします。
お庭・外構のことならグリーングローブにお任せください!

どうしても後回しになりがちなエクステリア。家の中にばかり気がとられてしまいますが、いずれ手をかけなければならない場所でもあります。この記事では、エクステリアの基本から、重要性・プランニングなどのポイントをまとめました。
新築、リノベーションを検討している方はぜひご参考ください。

 

エクステリア、外構ってなに?

新築、リノベーションの際に要になる「エクステリア」、「外構」という言葉をご存知ですか?まずはこの2つの言葉についてご説明します。

「エクステリア」とは、家の外側の空間を捉えた言葉。
エクステリアの反対の言葉、「インテリア」という言葉は耳にすることも多いのではないでしょうか?インテリアとは家の中にあるイスやテーブル、ソファなどのアイテムを含んだ空間を意味します。
一方、エクステリアとは外部を構成するアイテムを含んだ空間を意味します。

家を除いた外部空間、つまり外回りにある塀やタイル、駐車スペース、アプローチに至るまで全てをまとめてエクステリアになります。

また、エクステリアと同じ様な使われ方をしている「外構」という言葉を聞いたことはありませんか?外構とはカーポートやフェンスなど家の外の空間を作るアイテム一つ一つを意味する単語です。つまり「エクステリア」とはいくつもの「外構」で作られた空間という意味になります。

 

エクステリアの重要性

エクステリアは、理想のライフスタイルを実現させるために必要な要素のひとつ。そのためには見た目のデザインだけでなく、安全面や防犯面も意識することが重要に。ここではエクステリアがどんな役割を担っているかを紹介します。

 

マイホームのイメージアップ

一番よく見える家の顔ともいえるエクステリアは、周囲に様々な印象を与えます。この部分を上手に演出することができれば、住まいに対する満足度がアップしますし、マイホームのイメージアップにも繋がるでしょう。
それとは反対に演出されていない、お手入れ不足のエクステリアは家のイメージダウンにも繋がってしまいます。

エクステリアがもたらす変化が分かりやすい、グリーングローブのリノベーション事例をご紹介します。


事例1

(左)施工前 (右)施工後

こちらは小さなお子さんもいる二世帯住宅でした。
玄関周りには遮るものがなく、玄関扉を開けると外から家の中が丸見えだったり、小さなお子さんが車通りの多い道路に飛び出してしまう危険性があるというご相談を頂き、リノベーションをご提案しました。

玄関と道路の間にはある程度の解放感があるセミクローズを設置。緩やかなカーブの塀にはお家の雰囲気に合わせて、モザイクタイルと鋳物の飾りを施しました。また、レンガ花壇には多年草やハーブやラベンダーなど、育てやすくて色鮮やかな植物を植え、可愛らしさも演出しています。
 

 

事例2

(左)施工前 (右)施工後

こちらのお家は元々、庭を管理しやすくするため砂利を敷いていました。しかし、経年と共に砂利の間から雑草が生えてきたという相談をいただき、リノベーションをご提案。

芝生がある玄関口をご希望されていたので、芝生を植え、境界にはブロックを積み、部分的に穴が開いたスクリーンブロックを採用しました。閉鎖的にならないようなデザインとメンテナンスが行き届いた緑色の芝生は、庭に明るくさわやかな印象をあたえてくれます。また、芝生の中でも車が駐車できるように、車のタイヤが通る部分のみ土間コンクリ―トを打ち、見た目の美しさだけでなく、利便性も高めました。

 

プライバシー・防犯面への配慮

エクステリアにはプライバシー・防犯面への配慮を担う役割もあります。
例えば、家周りに車や人が通れるぐらいの隙間があると私有地であっても車や歩行者が侵入してしまうことも。
また、家の窓の前に遮るものがない場合、窓を開けると外から家の中が丸見えとなり、プライバシーが侵害される場合もあります。
それらの問題を解決するためには、塀やフェンスを建てるのがおすすめです。

一方、防犯においてもエクステリアにおける外構は様々な効果を発揮します。
例えば、歩くだけで音がする防犯砂利、通るだけで反応する人感センサー、のぼりにくい素材を使った塀など様々な機能を持った外構を使うことで防犯対策が行えます。
エクステリア全体を配慮することでプライバシー・防犯面に関する様々なトラブルが避けられるでしょう。

 

エクステリアの考え方

では、エクステリアを作る際、必要なことはどんなことなのでしょうか?ゾーニングやデザイン、建材の確認など事前に考えておきたい情報をご紹介します。

 

敷地の中のゾーニング(配置計画)

エクステリア計画は、敷地全体を把握したうえで、何をどこに配置するのか決めましょうその際、外からの視線、隣接する建物との距離、門扉から玄関までの動線、風通しや陽射し、周囲の環境などを考慮することも重要です。最初は気づかなくとも、いざ住み始めると、配置の失敗に気づく場合も多いです。

グリーングローブでは家族の成長とともに必要になってきた駐車スペースの確保であったり、車の出入りのしやすさ、自転車の置き場などのお困りごとでよくご相談を頂きます。ゾーニングを考えずに、カーポート、玄関など外構を作り上げてから移動は難しいので、ゾーニングは出来れば家を建てる前に行いましょう。

 

屋内外の動線、目線の設計 

エクステリアは屋内外の動線や周囲からの目線を意識して計画することも重要なポイントです。例えば、玄関口から出て車まで行く動線、物置、ごみ捨て場までに行く動線はどんな動きになっているかなど日々の暮らしをイメージし、家族全員の外での動き方を考えてみましょう。

また、各部屋から庭がどの見えるかも考えることで家での時間をさらに快適に過ごすことができます。動線と目線を意識することで、さらに心地よい暮らしが住まいの中で生まれます。

 

建物と一体感あるデザインニング


エクステリアのデザインには家のデザインと同様、テイストがあり、シンプルモダン、和風、南欧風、北欧風、カントリー風、アジアン風、ヨーロピアン風など、多種多様。家のテイストに合わせて作り上げることでまとまりのある住空間が生まれます。
下記では人気の高いデザインをピックアップしてご紹介します。

 

・シンプルモダンなエクステリア
シンプルモダンとは「飾り気がなく、現代的」なデザインのこと。土間コンクリートやシンプルな塀など様々な要素をそぎ落とし洗練されたデザインのことを指します。

 

・和風エクステリア
石畳や竹、山野草など日本古来より愛されてきたモチーフを使うのが和風デザイン。日本の奈良時代~江戸時代を意識したデザインは落ち着いた仕上がりになります。

 

・北欧風エクステリア
北欧とは、ヨーロッパの北に位置するスウェーデン、デンマーク、フィンランド、ノルウェーの総称を指します。北欧風のベースとなるには白やグレーといったナチュラルな色。この色味を使ったエクステリアはシンプルだけどどこか温かみのある印象に仕上がりになります。

 

・南欧風エクステリア
フランス南部、イタリア、モナコ、スペインなど、地中海のリゾート地をイメージして造られるのが南欧風エクステリア。明るい茶と白を使ったエクステリアはどこか陽気であたたかな印象を受けます。

 

・カントリー風エクステリア
カントリーとは、田舎という意味を持ちます。ここで指すのはアメリカやイギリスなど欧米の田舎のこと。石や木、瓦、テラコッタなどを使って演出すると、素朴で温かい印象のあるエクステリアが完成します。

 

建材は確認する

ウッドデッキから枕木、レンガ、庭木に至るまで、エクステリアには、様々な建材が使用されます。建材に使われる素材によっては、経年とともに変化することも。それぞれ設置する前に自分の目で確認することが大切です。

例えば、枕木やレンガは手作りの場合が多く、仕上がりが味わいにもなりますがバラつきにも見えることも。また、庭木は育つ楽しみもあるので、株立てする前は思ったより小さく、ボリュームが足りないと感じる場合もあります。それぞれの特徴を踏まえて、発注するとトラブルが少ないでしょう。

建材に使われる素材は日々進化しています。例えば、ウッドデッキや枕木などの材料は、天然木か人工木から選べます。人工木は樹脂木とも呼ばれていて、見た目が木と似ていますが、傷みにくくメンテナンスに手間がかからない素材になります。建材はどの素材にも長所・短所があります。ぜひ、自分の目で見て、ライフスタイルにあった素材を十分に検討してみてくださいね。

 

グリーングローブに任せてみませんか?


今回は、様々な症例を元にエクステリアのリノベーションの大切さを紹介しました。

エクステリアの必要性を少しでもご理解していただけましたか。
エクステリアは見た目の美しさだけではなく、防犯性やメンテナンスのしやすさも意識することが大切なことです。

グリーングローブでは経験豊富なプランナーが舵をとり、お客さまの夢をトータルでプランニングします。もちろん、予算と行程の順序のバランスも考えて提案します。少しづつリフレッシュするだけでエクステリアは生まれ変わり、住み心地もよくなりますよ。
お気軽にご相談ください。

 

しつこい営業は致しません。
お見積りは無料。まずはお気軽にご相談ください。