樹木図鑑

手入れのいらない庭木とは?シンボルツリーにおすすめの人気種6選

新築や改築をする際、併せてよく考えられるのが家を象徴する木「シンボルツリー」を植えることです。 今回は手入れのしやすい庭木についてまとめました。

[ 目次 ]

こんにちは。富山県でこだわりの庭づくり、外構工事を行っているグリーングローブです。

コチラでは庭づくりの豆知識、エクステリアのコーディネートなど、お庭に関するお役立ち情報をお届けします。
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建築・ハウジング関係の雑誌やWebサイトにも色々提案されていますが、シンボルツリーとは、一体どのような木のことを指すかご存知ですか?そして、どのような木がシンボルツリーに望ましいのでしょうか?


今回は、お庭に植えるシンボルツリーの役割やおすすめの樹木、そしてお手入れのコツについてご紹介します。

 

シンボルツリーとは?

シンボルツリーの役割

シンボルツリーは、一番身近で自然を感じることができる癒しスポット。樹種によっては季節によって花の香りを感じたり、実をつけたりと樹を楽しめます。
また、楽しむだけではなく、木陰を作ってくれたり、風よけにもなってくれる他、シンボルツリーを灯りで照らすことで防犯効果が生まれたりもします。
また火災の際に延焼を緩和するなどの働きもあると言われています。見た目だけでなく、様々な役割を担ってくれるのも特徴です。

 

シンボルツリーの選び方

シンボルツリーの選び方の特徴としては、大きく分けて2種類。常緑樹と落葉樹に分類されます。
一年中葉が楽しめる常緑樹、季節によって様々な顔を見せてくれる落葉樹。好みや手入れの仕方はそれぞれの楽しみがあります。ご自身の生活にあった維持管理、そして木の生育面の観点から植栽場所に植栽が適しているかどうかも判断材料になります。
植えた当初は小さい木も樹種によってはすぐに大きくなるので、木の成長を見越した計画を立てましょう。

好みに合わせて常緑樹、落葉樹とどちらでも良いのですが、育てやすく、落ち葉などがあまり落ちない常緑樹の方が人気が高いです。
手入れの頻度や手法について常緑樹、落葉樹それぞれ3つずつご紹介します。

 

常緑樹のオススメ①:シマトネリコ 

特徴

和風にも洋風にも似合うシマトネリコは小さくツヤのある美しい葉と、風になびく軽やかな樹姿が魅力的な木です。

日当たりを好みますが、半日陰でも十分育ちます。水もち・水はけのよい場所に植え、強く乾燥させないようにするのがポイントです。

 

お手入れ方法

普段は徒長枝を切る程度の管理で済みますが、年に一度はしっかり剪定しましょう。成長が早く、すぐにこんもりとするので、刈り込むだけでなく枝を適度に抜いてください。

 

常緑樹のオススメ②:ハイノキ

特徴

ワイルドな雰囲気を持つハイノキ。春になると枝先に群がって白い小花を咲かせ、濃紫色の実がなるのも楽しめます。成長が遅く、メンテナンスの必要がないので育てやすいのも特徴です。

病害虫の被害はほとんど見られませんが、キレイな葉を維持するには強い西日を避けて、半日陰程度の場所に植えてくださいね。根張りが浅いため乾燥に弱いので雨が少ない季節には水をあげましょう。

 

お手入れ方法

剪定に耐えてくれるので、刈り込んで人工的な形にすることも可能です。ただ成長が遅く、枝も自然に整いやすいため、あまり手を入れない方がよいでしょう。樹形を変えるような剪定は慎重に行ってください。

 

常緑樹のオススメ③:ソヨゴ

特徴

波状の葉がそよそよと風に揺れることから命名されたソヨゴ。

秋に小さなサクランボのような実がなり、濃い緑色の葉は堅く密集して茂りません。日向から日陰まで適応力があり、寒さにも強く、管理しやすい樹木です。

雌雄異株で実がなるのは雌株になるので植える際にはどちらの株か選んで植えましょう。

 

お手入れ方法

成長が遅いので手間があまりかかりません。むしろ、剪定にやや弱く、下手に手を入れると形が乱れます。剪定する場合は適当に枝先を切り戻して樹形を整えるようにしておきます。

また、根が下へと伸びず横へと広がるタイプなので水切れしないように枝をさばいて減らすことも必要です。こうすることにより必要な水分量を一旦減らせます。土が乾いていたら水をやるようにしてください。

 

落葉樹のオススメ①:アオダモ

特徴

バットの木として知られるアオダモはとても丈夫で育てやすい樹木です。成長すると幹に白い斑点のような模様が見られるのが特徴的です。

綿菓子のようなフワフワとした白い花を咲かせるのも可愛いですね。

 

お手入れ方法

成長が遅めであり、病害虫に強く、成長も緩やかであるため管理しやすい木です。剪定することも可能ですが、自然樹形を楽しむ木です。刈り込むような手入れは極力やめましょう。

 

落葉樹のオススメ②:シャラノキ

特徴

別名ナツツバキと呼ばれるシャラノキは季節によって新緑、紅葉が楽しめ、幹の様子が美しいです。夏にはツバキに似た形の乳白色の花が咲きます。

ただ花の形以外は似ておらず、葉は長さ10センチほど。表の葉脈はへこんでおり、葉の裏には長い絹毛がまばらに生じているのが特徴です。

お手入れ方法

自然樹形を楽しむ木であり、剪定は最低限ですみます。ただ、根が浅く乾燥しやすく、夏の強い日差しや西日は苦手です。乾燥すると葉焼けを起こすため、根元に下草を植えるなどの対策が必要になります。

チャドクガの被害に遭うこともあるので防虫対策が必要になることもあります。

 

落葉樹のオススメ③:エゴノキ

特徴

樹形も美しく、枝いっぱいに下向きの白い花を咲かせるエゴノキは秋になると実も楽しめます。咲き終わった花は落ちるのでやや処理が必要です。

暑さ、寒さに強く、北海道南部から沖縄までの広い地域で育てられる木です。日向を好みますが、半日陰でも育てることができます。 

 

お手入れ方法

適当に剪定すると樹形が乱れるので強い剪定は好みません。もし、剪定される場合は枝は必ず根元で切るようにし、自然樹形を維持してください。自然樹形は株立ち状になることが多いです。

エゴノネコアシアブラムシに寄生されると、冬芽が変形して「虫こぶ」ができるので防虫対策が必要になることもあります。 

 

グリーングローブに任せてみませんか?

シンボルツリーについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
季節を楽しむ落葉樹、年中楽しめる常緑樹それぞれの楽しみ方と手入れ方法で選ぶ楽しみもありますね。

グリーングローブでは他にも多種多様なシンボルツリーを取り扱っています。お家の土の状態を見ながらご紹介させていただけます。お気軽にご相談ください。

外構工事のタイミングは、新築の時だけではありません。お庭や玄関アプローチをリフレッシュするだけでお家は生まれ変わります。

しつこい営業は致しません。
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