お庭の豆知識

雪から庭を守るためには?雪国に必要な対策まとめ

この記事では雪国に必要な対策について詳しく説明しています。冬になると雪対策で悩まれてる方も多いと思います。今回は玄関周りやお庭における雪との向き合い方についてご紹介します。

[ 目次 ]

はじめまして。富山県でこだわりの庭づくり、外構工事を行っているグリーングローブです。

コチラでは庭づくりの豆知識、エクステリアのコーディネートなど、お庭に関するお役立ち情報をお届けします。お庭・外構のことならグリーングローブにお任せください!

 

毎年、冬に悩むのが雪との向き合い方。特に雪国、富山では雪の対策で悩む方も多いと思います。

雪との向き合い方次第では冬の快適具合が変わります。では、どのような雪対策を取れば雪の悩みは解決するのか。グリーングローブの施工事例とともにご紹介します。

 

雪の予報が出たとき、降った後に取りたい行動

雪の予報が出たとき、降った後に取りたい行動を2つご紹介します。

 

鉢植えを移動しよう

雪の予報が出たときは、玄関周りやお庭の鉢植えを移動させましょう。鉢植えに雪が積もると土がシャーベット状になり、根に霜柱がついてしまうことも。霜柱は植物を弱らせ枯れてしまう原因になります。鉢植えの植物は霜柱がつかないよう雪がかからない家の中や軒下に避難させましょう。

 

鉢植えを家の中に避難させた際、気をつけたいポイントは2点あります。

1点目は鉢植え周りに虫がついているかの確認です。暖かい場所は虫にとっても居心地のいいもの。室内に入れたとたん、ついていた虫が元気になり、あっという間に増えてしまうケースもあります。必ず事前に確認をしましょう。

 

2点目は植物の置く場所です。耐寒性の高い植物を温かいお部屋に入れてしまうと、かえって葉が傷んでしまうことも。種類によっては温度変化の少ない場所を選びましょう。また、風が常時当たる暖房や換気扇などの場所は植物の生育に向いていません。室内の中でも陽当たりの良い場所を考慮し、植物にとって最適な場所を選びましょう。

 

無理に雪に積もった雪を落とさない

雪が積もったときには、雪を無理に落とさないようにしましょう。大きい樹木に雪が積もっていると、雪を落とした際に枝を折ってしまうことも。無理に枝をゆすったりせず、ホウキなどで表面を払う程度にしましょう。

 

万が一折れてしまった場合には枝が折れた箇所をそのままにせず、剪定ばさみでキレイにカットし、病害虫を防ぎましょう。雪の重みで木がしなり、形が変わることもありますが、出来るだけ雪が溶けるまで待ちましょう。

 

場所ごとの雪への対策方法

庭・外構における雪の対策プランをご紹介します。

 

庭木の雪対策

庭木の雪対策には雪吊りがおすすめです。雪吊りにコストをかけたくない場合、手の届く範囲の木であれば簡単に雪吊りができます。ホームセンターなどでロープを購入し、枝回りにロープを一周巻いて縛るだけ。簡単なDIYで雪吊りは完成します。木を事前に縛っておくと雪の重さでしなることもありません。

 

花壇の雪対策

花壇の雪対策には植物の根元にカバーする、マルチングがおすすめです。マルチングは冷気から土を保温し、根を霜柱などから保護する方法です。マルチングに適しているのはカバー剤のほか、敷きワラやバークチップ、ウッドチップなどがあります。落ち葉を敷く方法もありますが、落ち葉は害虫の温床になる場合も。冬の終わり際には必ず取り除きましょう。

花壇の草木に霜柱が降りると、根が傷み、いずれ弱って枯れてしまします。寒さから花壇を守り、春を迎えましょう。

 

駐車スペースの雪対策

駐車スペースの雪対策にはカーポートがおすすめです。カーポートは雨、雪を防いでくれます。

しかし、カーポートの耐久性が低いと天井が雪の重みで抜け落ちることも。カーポートが抜け落ちるとカーポート下の車に被害が及びますし、危険が伴います。よって、富山県ではカーポートを設置する際、確認申請が必要になります。

 

カーポートの設置は地域によって異なります。富山県では150cm以上の積雪に対応するカーポートには設置許可が降ります。駐車の乗り降りを快適に過ごすためにもカーポートはおすすめです。

 

アプローチの雪対策

アプローチ部分の雪対策にはロードヒーディングがおすすめです。ロードヒーディングを地面下に施すと積雪は全て熱の暖かさで溶けていきます。電気代、工事費ともに通常に比べ増えますが、快適な冬を過ごすことができるでしょう。

 

雪に対応できるリフォーム事例

雪に対応できるグリーングローブのリフォーム事例を2件ご紹介します。

 

事例1

洋風テイストの玄関周りをリフォームしました。既存のレンガ、花壇、建物に調和するようにリフォーム。リフォームした際には地面にロードヒーディングを導入しました。ロードヒーティングを導入すると、冬でも地面が凍ることはありません。地面が凍らないため、凍結による転倒も防げます。さらに、ロードヒーティング熱により、雪が積もってもすぐに溶けていくので、雪の捨て場所も困りません

 

■おこなった工事
ロードヒーティング・レンガアプローチ・土間コンクリート(金鏝仕上げ)

■施工費用
約300万

 

事例2

和テイストの玄関周りをリフォームしました。道路から玄関口までのアプローチ部分には洗い出しを施しました。冬の雪対策として、洗い出しの部分にはロードヒーティングを埋設。予算を押さえるため、通る部分にのみロードヒーディングを設置しました。これで、足元が大変な冬も安心です。

 

■おこなった工事
ロードヒーティング・洗い出しアプローチ

■施工費用
約180万

 

グリーングローブに任せてみませんか?

雪は毎年同じようには降りません。去年は少なかったのに、今年は多い…なんてこともよくある話です。

雪の対策が遅れた場合には事故やお庭の器具の破損に繋がることもあります。

雪の対策は雪が降る前にし、寒い冬は乗り切りましょう!雪との向き合い方次第で快適な冬が送れますよ。

グリーングローブでは雪対策の相談も承っています。外構工事のタイミングは、新築の時だけではありません。お庭や玄関アプローチをリフレッシュするだけでお家は生まれ変わりますよ。

 

しつこい営業は致しません。
お見積りは無料。まずはお気軽にご相談ください。