お庭の豆知識

外構のフェンスの費用や種類は?おしゃれな施工例も紹介

[ 目次 ]

「目隠し用のフェンスをつくりたい」「フェンスを設置する費用はどのくらいかかるのかな?」
と気になっている方も多いのではないでしょうか?
プライバシーを守るだけでなく、防犯の役割もしてくれるフェンス。自宅の庭で周囲からの視線を気にせず楽しむためには必要なものです。
そこで今回は、フェンスの費用や選び方、施工事例についても紹介します。
「おしゃれなフェンスをつくりたい!」と思われる方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
 

外構フェンスの種類は?

まず、外構フェンスの種類から紹介していきます。
それぞれのフェンスの特徴やポイントをおさえて解説していくので、あなたの理想に近いフェンスの種類を絞っていってくださいね!

まずは、フェンスの素材についての特徴を簡単に紹介します。

 ■フェンスの代表的な素材                 

  • アルミ形状フェンス

  • 人工木・樹脂フェンス

  • 天然木フェンス

それぞれのフェンスの特徴を紹介します。

 

アルミ形状フェンス

フェンスの中で一般的に最も多く普及しているフェンス。縦格子や横格子、木目調などバリエーション豊富なカラーから選ぶことができます。 非常に軽く、耐久性にも優れています。圧迫感を与えにくいのも特徴。 


人工木・樹脂フェンス

まるで本物の木かのような質感で、耐久性に優れているフェンス。メンテナンスが比較的簡単です。人工木フェンスの表面はザラザラした質感になっていて本物の木のような感触があります。一方、樹脂フェンスの表面はツルツルしていて滑らかなのが特徴です。


天然木フェンス

天然木ならではの自然でナチュラルな雰囲気。屋外で紫外線や雨風にさらされることによる経年劣化はありますが、温もりのある庭づくりができます。 草花を楽しむガーデニングによく似合うフェンスです。

 

【素材別】外構フェンスの費用は?

フェンスを作るときには、フェンスの費用相場が気になりますよね。
フェンスの価格は素材やどの程度目隠しするかによっても異なります。目隠し効果を高めれば高めるほどフェンスの素材が必要になるため、費用も比例して高くなっていきます。

それぞれの特徴を踏まえた上で、フェンスの素材の中でも代表的なものの費用相場を紹介します。

 フェンスの素材         

 費用の目安            

 アルミ形状フェンス

 10,000〜60,000円 / 1m

 人工木・樹脂フェンス

 10,000〜25,000円 / 1m

 天然木フェンス

 30,000〜45,000円 / 1m

 

厳密に言うと、上記のフェンスの素材にかかる費用にプラスして、フェンスの組み立てや設置などの施工費用がかかってきます。
フェンスの設置方法などによって費用は変動するので、おおよその価格の目安として計画に役立てください。

 

フェンスの選び方は?

「フェンスの種類が色々あって、何を基準に選べば良いか分からない」というお悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?
初めてフェンスを設置する場合はどんなフェンスが住宅に合うのか分からないものです。
ここでは、あなたに合うフェンスの選び方について紹介していきます。
結論として、以下の3つのポイントを抑えて選んでいきましょう。
 

  1. 目隠しに必要な高さを考える            

  2. 光のあたり方や風通しを考える

  3. 圧迫感がないか配慮する

それぞれのポイントを具体的に紹介していきます。

 

目隠しに必要な高さを考える

フェンスの選び方の一つ目は、「目隠しに必要な高さを考える」ことです。
まずはフェンスにどのくらいの高さが必要なのかを考えましょう。
例えば、大人が立った時にも周囲からの視線が気にならないぐらいの高さにしたい場合、 完全に目隠しをするなら180cm〜200cm前後の高さが必要になります。
フェンスを設置する目的によっても必要になる高さは異なるので、実際に測ってみるなどしてイメージを膨らませていきましょう。

 

光の当たり方や風通しを考える

フェンスの選び方の二つ目は「光の当たり方や風通しを考える」ことです。
目隠しを重視するあまりフェンスを高くすると、太陽の光が当たりにくくなってしまいます。そのため、お庭でガーデニングをする場合は光の当たり方や風通しに注意しましょう。
どうしても光が当たりにくくなる場合は光を通す半透明の素材もあるので、素材選びも合わせて検討しましょう。
他にも、風通しをよくするためにフェンスの隙間を大きめにしたり、ルーバータイプを検討したりする方法もあります。
悩んだ時にはプロの施工業者に相談しながら、理想に近いフェンスを選んでいきましょう。

 

圧迫感がないか配慮する

フェンスの選び方の三つ目は「圧迫感がないか配慮する」ことです。
フェンスの素材や高さによっては圧迫感が出てしまうことがあります。例えば、暗めのカラーで背の高いフェンスは敷地が狭く重厚感を感じてしまいがちに。
圧迫感が出ないようにするには、淡いベージュなど明るいカラーを選んだり、フェンスの隙間を広げたりするなど工夫をすることで解消されます。
トータルで快適に過ごせるようなフェンスを選べるように検討していきましょう。

 

外構フェンスのメリット・デメリット

続いて、フェンスを設置するメリットとデメリットを解説していきます。
メリットだけでなく、デメリットもあらかじめ把握した上で計画してみてくださいね!
 

外構フェンスのメリット

フェンスを設置するメリットは、以下のものがあります。

  1. 周囲からの視線を遮ることができる          

  2. 防犯対策になる

  3. 庭で気兼ねなく過ごせる

 

それぞれ確認していきましょう。

 

周囲からの視線を遮ることができる

フェンスの一つ目のメリットは「周囲からの視線を遮ることができる」ことです。
家のすぐ前に道路がある場合、フェンスがあることで通行人など外からの視線を遮ることができます。また、フェンスがあることで周囲からの視線が気にならなくなるので、住宅のカーテンを開けやすくなったり、洗濯物を外に干す時にも外に干しやすくなります。
 

防犯対策になる

フェンスの二つ目のメリットは「防犯対策になる」ことです。
家の周りにフェンスを設置することで、敷地内に侵入されにくくなり防犯対策になります。防犯目的であれば内部が完全に隠れない方が防犯対策になります。そのため、150cm〜180cmの高さが一般的です。
フェンスの高さを検討する際に、念頭に置いておきましょう。

 

庭で気兼ねなく過ごせる

フェンスの三つ目のメリットは「気兼ねなく庭で過ごせる」ことです。
プライバシーの確保ができると庭でプライベートで快適な時間を満喫することができます。BBQを楽しんだり、ペットと庭で遊んだりと心から楽しめる時間をつくることにもつながります。フェンスを設置することにより、家族のプライバシーを守りながら、気軽に庭での癒しの時間を過ごせるようになります。

 

外構フェンスのデメリット

次に、外構フェンスのデメリットにも目を向けていきましょう。
デメリットは次の3つが挙げられます。
 

  1. 日当たりや風通しが悪くなってしまう       

  2. 敷地が狭くなってしまう

  3. 台風の被害を受ける可能性がある

一つづつ、確認していきましょう。

 

日当たりや風通しが悪くなってしまう

フェンスのデメリットの一つ目は「日当たりや風通しが悪くなってしまう」ことです。
日当たりや風通しが悪くなると草木が育ちにくく、ガーデニングを楽しみたい方は注意が必要です。日当たりはフェンスを設置する方角にもよるので、設置する前に確認しておくと安心です

 

敷地が狭くなってしまう

フェンスのデメリットの二つ目は「敷地が狭くなってしまう」ことです。
家の周りにフェンスが設置されることで単純に敷地面積が狭くなり、開放感が少なくなってしまいます。特に街中や駅に近いエリアにある住宅など、敷地面積が限られる場合は注意が必要です。
フェンスを設置することでプライバシーが守られたとしても、圧迫感を感じてしまうと残念ですよね。設置するフェンスの高さや素材を工夫し、見た目の圧迫感がないようなデザインにするのも良いでしょう。

 

台風の被害を受ける可能性がある

フェンスのデメリットの三つ目は「台風の被害を受ける可能性がある」ことです。
フェンスの素材によっては衝撃に弱いタイプも。そのような場合、台風などの強風によって倒壊する恐れもあります。台風などの自然災害時にも損傷しにくい強度のある素材も合わせて検討しましょう。

 

外構フェンスのおしゃれな施工事例12選

続いて、実際にフェンスを設置した施工例をご紹介していきます。
こちらは当社グリーングローブが施工した事例の一例です。どのようなスタイルのフェンスがイメージに合うか検討しながら確認してみてください。
 

■施工事例1. フェンスAA

耐久性の優れ、上品で美しい見た目のフェンス。
本物の天然木のような質感です。ダークブラウンの色味が植栽にも調和しています。人目を気にせずプライベートな空間を楽しめます。
 

■施工事例2. ルシアスフェンス

気になる住宅周りを一部隠したフェンス。
外からの視界を効果的に遮っているのでプライバシーが守られています。明るめカラーのフェンスでシンボルツリーも美しく引き立っています。

■施工事例3. 天然木フェンス

天然木ならではの質感を活かしたフェンス。
ナチュラルテイスト雰囲気がお洒落に溶け込んでいます。板と板の隙間が適度にあることで圧迫感を感じにくい仕上がりになっています。

■施工事例4. 風美ルーバー

透明度の高いフェンスで明るさを演出しています。
プライバシーを守りながら、庭全体を明るく爽やかに演出してくれる色合い。敷石ともよく似合っています。

■施工事例5. アーバンフェンス

グリーンが似合うおしゃれな目隠しフェンスの施工事例。
上品で落ち着きがある雰囲気が特徴です。板と板の隙間をつくることで植栽にも適度に日光や風が当たるようになっているため、育成が阻害されにくくなります。

■施工事例6. ウッディエコフェンス

自宅を包み込む木調のフェンス。
フェンスで囲うことで、のびのび過ごせる空間になります。落ち着いた木目がおしゃれに見せてくれます。

■施工事例7. シャトレナ

駐車場の目隠しに、ナチュラルでモダンなフェンスの施工事例。
目隠しもバッチリです。シンプルかつおしゃれな仕上がりになっています。

■施工事例8. Bウッドスタイルフェンス

駐車スペース周りをほどよく隠す目隠しフェンス。
美しく、おしゃれな景観を演出しています。住宅周りの外観を整えることで、全体的に上質な仕上がりになります。 

■施工事例9. ネオカットフェンス

フェンスを設置することで安心して楽しめる空間になっています。
ダークカラーのフェンスが住宅の外観にもとても良くマッチし、落ち着きがあり居心地のいい雰囲気に仕上がっています。

■施工事例10. アメリカンフェンス

白いフェンスで爽やかな仕上がりになっている施工事例。
見ているだけで気分も明るくなるような印象です。暗めなトーンのフェンスとは打って代わってカントリースタイルで柔らかく、かわいらしい雰囲気を感じます。

■施工事例11. メッシュフェンス

限られた面積でも圧迫感の感じないメッシュフェンス。
開放感もあり見通しも良いのが特徴です。メッシュフェンスは境界部分に設置するのに適しています。

■施工事例12. 鋳物フェンス

洋風の住宅に合うデザインの鋳物フェンス。
デザイン性が高いので、オリジナリティを出しやすいのが特徴です。バラなどの植物との相性も抜群。洋風のガーデニングが好きな方にもピッタリです。

まとめ

庭を安全でプライベートな空間にしてくれる外構フェンス。庭で気兼ねなくくつろぐのには欠かせない存在です。
おしゃれで快適な庭にするために、フェンスを施工する際は日当たりや風通し、設置することによる圧迫感に注意することが重要です。
予算も考慮し、あなたの住宅に合う理想的なフェンスを計画していってくださいね!