お庭の豆知識

タイルデッキでおしゃれな庭に!実例とメリットとデメリットも紹介

[ 目次 ]

おしゃれな庭づくりの要素として人気のタイルデッキ。タイルデッキがあると、外から見てもおしゃれで目を引きますよね!
タイルデッキを検討されている方は、価格面や耐久性も知っておきたいところ。
この記事を読むことで、おしゃれなタイルデッキの実例と特徴を理解することができます。また、タイルデッキのメリットデメリットも紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね!

おしゃれで憧れる!タイルデッキとは?

「タイルデッキってどんな特徴があるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか?
タイルデッキを特徴別に紹介していきます。

 

耐久性

タイルデッキの耐久性は非常に高いです。
重いものを上から落としたりしなければ、タイルが割れてしまう心配もありません。また、日差しによる経年劣化の心配もないので、長くきれいな状態を楽しむことができます。
天然木のように定期的なメンテナンスの手間と費用が抑えられるのはとても魅力的なポイントです。

 

価格

タイルデッキの平米単価は、だいたい1万5000円〜2万円前後と言われています。
決して安くはない金額ですが、タイルデッキは耐久性に優れているため設置後のメンテナンス費用がほとんどかかりません。
トータルで考えた上で判断するのがおすすめです。

 

施工期間

タイルデッキはコンクリートで土台を作り、その上にタイルを貼っていく構造になっています。そのため、施工期間は一週間くらいは見ておくと良いでしょう。ウッドデッキに比べると施工期間はかかってしまうので、余裕をもっておくと安心です。

 

おしゃれだけど実際どう?タイルデッキのメリット・デメリット

タイルデッキを取り入れるかどうか判断する前に、メリット・デメリットも確認しておきましょう!
それぞれの特徴をまとめて紹介します。
 

タイルデッキのメリット

まずはメリットを3つ紹介します。

  1. お手入れがラク
  2. 高級感がある
  3. デザインが豊富

それぞれ詳しく紹介します。

 

1.お手入れがラク 

タイルデッキの一番のメリットは、ほとんどメンテナンスがいらないことです。
汚れにくく、汚れたとしてもデッキブラシで簡単に汚れが落とすことができます。また、雑草対策にもなるので夏場に草むしりをする機会もほとんどありません。
ウッドデッキのように雨や日光による劣化の心配もなく、管理の手間がほとんどないので、メンテナンスが苦手な方にも手軽に取り入れやすいです。

 

2.高級感がある

タイルデッキは艶があるので高級感が感じられます。まるでホテルのロビーのような雰囲気でリゾート感ある印象に仕上げることができます。
特に高級感を出したい方はチャコールグレーのような暗めのトーンを、上質でカジュアルな感じにしたい方は明るめのライトカラーを選ぶのがおすすめです。
 

3.タイルの種類が豊富にある

タイルデッキにはさまざまなバリエーションがあるので、住宅の外観に合わせやすいのも特徴です。和風、洋風、モダン問わず選べます。
また、タイルデッキの一部にポイントカラーを入れてデザインを楽しめるのもタイルデッキならでは。単色使いだけでなく、アイディア次第で幅広いデザインが楽しめます。

 

タイルデッキのデメリット

次に、タイルデッキのデメリットを3つ紹介します。

  1. 温度や日差しの影響を受けやすい
  2. タイル部分が滑りやすい
  3. コストがかかる

 一つずつ特徴を紹介していきます。

 

1.温度や日差しの影響を受けやすい

タイルデッキは焼き物のため、温度や日差しの影響を受けやすいデメリットがあります。
そのため、特に夏場は気をつけましょう。夏場は太陽の日差しの照り返しが強く、タイル部分の熱が高温になってしまいます。タイルデッキでBBQを楽しむ時など、うっかり素足で歩かないよう注意しましょう。
白に近い明るいトーンのタイルデッキは反射率が高く眩しいので、色を選ぶときには日差しの影響を受けることも考慮した上で考えるのも良いでしょう。

 

2.雨の日は滑りやすい

タイルの表面はザラザラした加工になってはいるものの、雨の日などは滑りやすいため小さなお子様やご高齢の方は注意が必要です。
心配な方は滑りにくい素材のタイルデッキを選んだり、滑り止めがついている履き物を使ったりなどして対策をしておきましょう。

 

3.コストがかかる

タイルデッキのサイズや高さによって異なりますが、ウッドデッキに比べるとタイルデッキの方が費用がかかります。
洗濯物を干すスペースに使いたいのか、BBQをしたいのか、プールを楽しみたいのかなど目的によってサイズは変わってきます。理想的なサイズや高さを考え、予算内で抑えたいときにはプロの施工会社に相談してアイディアをもらうのも良いでしょう。
 

おしゃれなタイルデッキの実例8選

続いて、実例を紹介します。
人気の木目調や屋根がある実例もあるのでぜひ参考にしてみてくださいね!

おしゃれなタイルデッキの実例

■実例1 アクセントカラーでおしゃれさをプラス

単調になりがちなタイルデッキですが、デザインが入るとより一層おしゃれに見えますよね。
タイルデッキのベースカラーは住宅と合わせて、アクセントカラーを少し入れるだけで、あなたらしい個性を出すことができます。せっかくタイルデッキをつくるなら、オリジナル感を楽しむのも良いですよね!

■実例2 広々とした庭にはタイルデッキ+αでコスト削減

こちらはコストを最小限にするために、タイルデッキとタイル調のエリアを組み合わせた実例。広い面積のタイルデッキは、どうしても高額になってしまいます。そこで、タイル調のエリアと組み合わせることでコスト削減が実現できます。広いお庭を広く使うためのアイディアになりますね。
「広いタイルデッキにしたいけど、低コストに抑えたい」という方におすすめです
 

■実例3 植栽も楽しめるタイルデッキ 

角に植栽スペースを作ることでナチュラルな雰囲気に仕上がります。タイルデッキにステップがあるので、庭への上り下りも簡単に。また、タイルデッキが温かみのある色なので、柔らかい印象になっています。

■実例3 グレーベースでシックでモダンな雰囲気に

全体的に色のトーンを合わせて落ち着きのある引き締まった雰囲気に。暗めの色合いは高級感も感じられます。庭との段差が少ないので、ステップがなくても庭にすぐ出入りできる特徴も。タイルデッキの角を落として植栽を楽しめるスペースが確保されています。

■実例4 家具を置いてプライベートで上質な空間に

ガーデンファニチャーがよく似合うタイルデッキの実例です。タイルデッキの前面が駐車場になっているので、車が目隠しがわりになっています。コーヒーを飲みながらのんびりするのにもちょうど良いサイズ感ですね。

 

木目調タイルの実例

■実例5 木目調で優しくおしゃれな雰囲気に

近年人気が高まっている木目調のタイルデッキ。通常のタイルとガラリと雰囲気が変わって木の温もりを感じます。まるで本物の木のように見えるこちらの例は、アンティーク感がある仕上がりになっています。

■実例6 タイルデッキにもナチュラルなテイストを取り入れる

ナチュラルなテイストが楽しめる雰囲気になっています。タイルの良さもありながら、木目の優しい雰囲気も感じられる良いところ取りの素材です。木のフェンスにも合うので、全体的な雰囲気にもマッチしています。

屋根を使った実例

■実例7 シェードを使って日除け対策

タイルデッキのデメリットである直射日光をシェードで対策した実例です。タイルデッキ部分が日陰になるよう布状シェードでカバーしています。シェードもナチュラルテイストなので、全体的に明るく優しい印象になっていますね。

■実例8 屋根を使って天気に左右されないタイルデッキに

ウッドデッキの活用頻度を高くするなら屋根を作るのもおすすめです。屋根があれば雨の日でもウッドデッキが使いやすくなります。また、タイルデッキに洗濯物を干すならちょっとした雨でも安心です。

タイルデッキをおしゃれにしたい!後悔しやすいポイントと対策

タイルデッキをつくった方の中には「思っていたのと違う」と後悔した方もいらっしゃいます。あとで後悔することはできるだけ避けたいですよね......
そのために、後悔しないための対策を3つ紹介します。


1. 周囲からの視線が気になる


タイルデッキの場所にもよりますが、周囲からの視線が気になることがあります。特に、道路に面していると道行く人から見えやすくなることも。
対策としては、タイルデッキに合わせたフェンスや植栽など、目隠しになるようなものを設置するのがおすすめです。
タイルデッキでの時間を満喫するために、タイルデッキを作る場所やある程度の目隠しもあらかじめ念頭に置いておきましょう。


2. 天候に左右されやすい

タイルデッキは外時間を楽しめる反面、天候や気温に左右されやすいです。例えば、真夏の晴天時には太陽熱をダイレクトに受けやすく、雨の日は使えないなど天気によって利用できる時間が限られてしまいます。
天気に左右されにくくタイルデッキの活用の幅を広げたいなら、屋根を作るのがおすすめです。屋根をつけることでタイルも劣化しにくくなるメリットも。屋根があるだけで気軽に外時間を楽しむことが増え、おうち時間が快適になります。


3. サイズが使いにくい

タイルデッキが実際に仕上がると想像以上に狭かったなど理想的なサイズ感と異なる場合があります。使いにくいサイズの場合、使わなくなることも。せっかく費用をかけて作っても活用できなければ後悔する原因になってしまいます。
対策としては、何のためにタイルデッキを設置したいのかを事前に考えておくのがおすすめです。例えば、BBQがしたいのか洗濯物を干したいのかなど、使う目的を考えておきましょう。まずはタイルデッキの目的を考え、目的に合うサイズを考えましょう。


まとめ

家にいながら外時間を気軽に楽しめるタイルデッキ。お庭に高級感を出したい方、メンテナンスをラクにしたい方におすすめです。
おしゃれなタイルデッキを作り、家族とプライベートで充実したおうち時間を過ごしてくださいね!